とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は蓮根豚(6回目)

私が好きな茨城県産の農産物は干し芋、白菜、そして蓮根豚だ。
干し芋も白菜も旬は冬だ。
そんな冬に蓮根豚を食べる…
冬は幸せの季節だ。

マスターは調理する前の肉を私に見せる。
脂身はすばらしく乗る。
幸せの脂身だ。

マスターと軽く話をしてとんかつを待つ。
できあがると秀ちゃんによって配膳される。
食べる。

実にたくましい赤身の旨味は口の中で闊歩する。
1口ごとに力強さを感じて咀嚼する。
すばらしい赤身だ。

脂身の歯ごたえにおもしろさを感じる。
温度が低い歯先で噛むと羊羹のような歯ごたえを得る。
ぶ厚い脂身だから楽しめる歯ごたえだ。
無論、熱が伝われば融ける良い脂身だ。

野菜フライの野菜は安納芋だ。
野菜としての香りとスイーツとしての甘さを兼ね備える。
とんかつで得た満足感をさらに大きくする。

やはり冬は幸せの季節だ。
蓮根豚を食べることは私の中でその幸せの代表格だ。
2,100円、今日もごちそうさまでした。

蓮根豚(2018/01/12)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
力強い旨味は口の中で闊歩する
2018/01/12 21:56
タグ