太陽の塔に入館する

「太陽の塔」の内部は予約制で公開されている。
空いている枠に気づき、予約を即行した

大阪モノレールの万博記念公園駅から見えるほど塔は大きい。
万博記念公園の入口の先に広がる芝生の奥に太陽の塔は鎮座する。
万博記念公園の入口の先に広がる芝生の奥に鎮座する太陽の塔
中央の顔は堂々としながらもふてぶてしく見えるw
塔を建てた当時と今とで世の中が抱える問題は異なるが、あの口は現在が抱える問題への不満を表すと捉えられる。

塔の反対側に回り、黒い太陽を見る。
黒はネガティブな感情を表現するときに使われる色だ。
また黒は、他の色に染まらない意味として、過去を変えられないことを表す象徴と解釈もできる。
黒い太陽は、塔を人の形に例えるなら、その背中に描かれる。
過去も輝かしいと思いたいが、今や未来は過ちを背負うことで成り立つ。
…いろいろ考えることは楽しい。

黒い太陽側から地下に続く道を行くと入館用の受付がある。
予約した時間が来ると受付は始まる。
入館料を支払い、内部へ進む。
通路の壁に約3ヶ月間に及ぶ「太陽の塔」の着想が展示される。
初めは湧き上がる感情を描いたものが次第に形を得て現在の形に近づく。
中には滞在先のホテルで描いたと思われるものもある。

通路を抜けて広がる空間に多数の土偶が配置され、それらの中央に地底の太陽がある。
太古を表すと言われる地底の太陽は、他の太陽と異なり、口を持たない。
自然発生的に誕生した生命は意志を発する能力をまだ持たないという意味だと想像する。

予約枠は30分ごとに区切られるが、塔の内部を5分ごと最大16人の団体ごとに案内される。
これは建築基準法によるものだそうだ。

塔の内部に入る。
内壁は赤い照明で照らされる。
下から上へとのびる生命の樹は生物の進化を表す。
樹はやや曲がりくねり、まっすぐで表現するほど進化は順調でないw

各フロアで係員さんの説明を受けて、徐々に上へ移動する。
太陽の塔の腕に相当する内部も見える。
腕を支えるための三角形を組み合わせた構造は無限に続くチューブの中を見ているような不思議な感覚を私に与える。

生命の樹に登場する生物の一覧に関する説明は最後の説明だ。
階段を使って降りるが、10と書いてある。
太陽の塔を建物として見ると、私は10階まで上がったようだ。
階段の踊り場にも様々な資料は展示されている。
その中で芸術は呪術であるとある。
私が考える芸術の定義は「(誰も不利益を被らない範囲で)人を考えさせること」だ。
呪術…わかる気がするw
太陽の塔 南東側 太陽の塔と大阪モノレール
2018/06/02 11:03
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