とんかつ栄ちゃんで大万吉豚のメンチかつを食べる

大万吉豚に関する衝撃的なニュースを聞いたのは数ヶ月前のことだろうか…
残り少ない大万吉豚を楽しむべく、大万吉豚のメンチかつをいただく。
店に入り、マスターとの会話を楽しむ。
時間が経つことを感じずに私のメンチかつができる。

メンチかつを目の前に、するべき儀式がある。
箸でつまんで肉汁とその上に浮かぶオレンジ色の脂の輪を観賞し、微笑むw
それから、食べる。

肉の旨さと香りが玉ネギのうまさと別の旨さへ昇華する。
豚という枠の中で旨さの限界に挑むことがとんかつであるならば、メンチかつは調和の美学だ。
もちろん作っているのはマスターだから、マスターの美学ということだ。
旨みは口の中で、そして香りは頭へと開花する。
すばらしい美学だ。
1,900円、今日もごちそうさまでした。
2022/07/06 15:38
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