とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は京丹波ぽーくBASIC(6回目)

京丹波ぽーくはBASICとPREMIUMがあるが、私は方向性の違いと考える。
BASICは3元豚、PREMIUMはデュロックであり、それぞれ旨い。
今回はBASICだ。

昨日からの雪により雪化粧した街はいつもと異なる。
とんかつ栄ちゃんの入口の屋根にも雪が乗る。

開店し、着席する。
マスターから肉を見せていただく。
赤身の1cm弱のサシがまんべんなく入る様は美しく、厚く乗る脂身は今日の雪のようだw
次に野菜フライになるたけのこ芋を紹介される。
確かに見た目は竹の子に似る。

マスターの話を聴いてとんかつを待つ。
釣りに行くと言っていたマスターから釣りの話を聴く。

そしてとんかつはできあがり、配膳される。
とんかつ1切れを取り、胸を膨らませて香りを楽しむ。
香りで幸せになり、赤身を食べる。
赤身はパキパキと張りが強いが柔らかい。
歯ごたえが楽しい。
華やかな香りと旨さは口の中や頭の中まで開花する。

脂身はエレガントな香りに私は溺れるw
脂身との境は旨みと香りのパラダイスだ。

たけのこ芋のフライは稠密感が高い。
これは…里芋に近い。
竹の子にも見えるが、大きい里芋にも見える。
しかし汁物に入る里芋と異なり、ねっとりする歯ごたえはない。
香りは里芋に近いが、他の芋と異なる…
魅力的な芋だ。

香の物は赤大根の漬物で、赤は鮮やかだ。
食べれば大根で、うまい。

京丹波ぽーくBASICに魅了された。
早くまた食べたいと願う。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

京丹波ぽーくBASIC(2022/02/11)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
食事としていかに完成させるかはマスターのテーマだ。
とんかつを中心にして脇をどう固めるか…
その1つである野菜フライは豚に合わせて決められる。
いわばマスターのセンスであるが、私は好感を持って楽しんでいるw
2022/02/11 13:06
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