とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はつがる豚(8回目)

店の開店まで待っていると2mm程度の大きさの氷の粒が落ちてくる。
霰…か?
今回の限定とんかつの豚はつがる豚だ。
北東北の寒さは厳しく、今の津軽は雪の世界だろうか…
それに比べれば関東の気候は温いのだろう。

開店して着席するとマスターは肉を見せる。
程よく入るサシが良い感じの赤身だ。
脂身も良く乗る。

マスターの話を聴いてとんかつを待つ。
とんかつ栄ちゃんでつがる豚がデビューしたころ、つがる豚は米が8割の餌を食べていたという。
それが理由だろうか、澄んだ香りの脂身が印象的だった。
しかし前回のつがる豚はパワーアップしていた。
今回はどうだろうか…

配膳されて、食べる。
赤身はすっきりとした旨みを基本に強い旨みも乗る。
ご飯との相性が良く、どんどん食べられるw
塩で食べれば別の旨みが引き出され、また旨い。

脂身も澄んだ香りにアクセントになる香りが瞬間的に現れる。
マスターによると今の餌は米の比率が下がっているというが、その効果だろうか…

津軽地方はりんごの産地だ。
とんかつに添えられたフライはりんごのフライだ。
外見はフライだが、味はアップルパイだw
りんごの自然な甘みは食事の最後にうれしいスイーツだ。

澄んだ香りにおいて、この豚はその理想に近い。
旨みの特徴も飼料に含まれる米の効果だろう。
米を1番食う豚の力に満足させられた。
2,200円、今日もごちそうさまでした。

つがる豚(2022/02/04)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
なにより米
2022/02/04 21:16
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