とんかつ栄ちゃん愛媛甘とろ豚のメンチかつを食べる(4回目)

自転車で走ると心地良い風を感じる。
国道に設置された温度計は28℃を示す。
温度より低く感じるが、店に入ると汗がとまらないw
初夏だ…

会話を楽しんでメンチかつを待つ。
マスターのお子さんは修学旅行だという。
彼はもう中学3年生だ。
自分の修学旅行の記憶を思い出しながら話を聴く。

そしてメンチかつができあがり、配膳される。
メンチかつの端をつまみ、断面にせり上がる肉汁と黄金に輝く油を確認する。
いつものように私は怪しく微笑む。
さらに断面を見ると、サイコロ状の肉がはっきりわかる。
食べる。
歯ごたえは綿のようにふわふわだ。
肉々しく歯ごたえのあるメンチかつも良いが、柔らかいメンチかつも好きだ。
挽肉にする仕事が丁寧だとマスターは褒める。
確かにこのメンチかつからもそれがよく伝わる。
メンチされた肉は均質で、快く食べられる。

この豚の旨みや甘みの質は言うまでもなく上等だ。
私はすばらしいメンチかつを食べている。

肉の多い豚汁を最後に食べる。
満足と幸せの頂点を迎えて締める。
2,000円、今日もごちそうさまでした。
2023/05/17 14:22
タグ