カシオペアスイートの展望室(1号車1番、区間:上野→札幌)のチケットを入手する

10時打ちのために並ぶことをみどりの窓口のオペレーターさんに伝える。
びゅうプラザ側で1時間ほど待ち、5分前になって窓口に誘導される。

今回のオペレーターさんは今までも数回対応していただいている。
メタリックな腕時計が印象的なオペレーターさんだ。
前回の会話を覚えていてくださったようで、今日も時計をしっかり合わせてきましたと仰る。
電話の時報が遠くから聞こえる。
オペレーターさんの腕時計の秒針は時報と寸分違わずに時を刻む。
幾度となくこの瞬間を迎えているが、やはり緊張する。

10時になると同時にオペレーターさんが3回ほど連続してボタンを押す。
いつもならすみません…と言われて終わるが、今回は様子が違う。
オペレーターさんは少し驚いているようにみえる。
そして微笑みながら私の顔を見て、取れました。

私はえっ?ウソでしょ?!と気が動転する。
しかし券が機械から出る瞬間を見て、チケットが取れたことを実感する。
他のお客さんがいるのを忘れてやったー!と喜んでしまう。
私だけでなく、オペレーターさんも興奮している。
カシオペアスイートの展望室(1号車1番、区間:上野→札幌)のチケット
この快挙でびゅうプラザの他のスタッフも見にくる。
マネージャーらしき方によると、そのびゅうプラザ開設から10年で下りのカシオペアの展望室が取れたのは今回が初めてらしい。

支払いをクレジットカードにするが、サインする手が震える。
脚も震えている。

乗車券やディナーカシオペア懐石御膳の手配も済ませる。
ディナーはルームサービスでお願いする。

最後にレジェンダリ・オペレーターさんにお礼して、みどりの窓口を去る。

帰り道、興奮の余韻とまだ夢を見ている感覚でニヤけてしまう。
その姿を誰かに見られないか心配をしつつ、家に着く。

チケットは取った。
あとは列車が運行されることと私自身が無事に乗れることを祈るだけだ…

カシオペアの展望室のチケットを取得するまでの戦歴

カシオペアの展望室に乗ろうと思い、SU駅のびゅうプラザを訪れる。
宿泊プランを組んでいただくが、後日にチケットが取れずにキャンセルした。
なぜか正攻法でいこうと思うようになり、みどりの窓口に通う日々を続ける。
1番目に10時打ちをしていただくためにほぼ毎回1時間以上待つ…
  • ※ SU駅のみどりの窓口で1番目に並べなかったとき、別の駅(SK,NF)のみどりの窓口を利用した。SKは東京都内の駅、SUとNFは都内の駅ではない。
  • ※ いずれのみどりの窓口も事前受付はなく、予約を申し込む者は並んで待つ必要がある。
日にち結果メモ
2014/06/08×2台使用
2014/06/11×
2014/06/15×2台使用
2014/06/20×@NF
2014/06/22×
2014/06/24×
2014/06/28×
2014/07/01×@SK
2014/07/06×
2014/07/08×
2014/07/12待つ人がいて、諦める
2014/07/18×@SK
2014/07/21×
2014/07/25×@SK
2014/07/27×@SK
2014/08/02×
2014/08/05×
2014/08/09×
2014/08/12×
2014/08/16この時が来た!
チケットを取得するまで多くのオペレーターさんに応対していただいた。
ここに謝意を表す。
2014/08/16 10:57
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