一般開放された扇橋閘門に行く

クルーズでここを通ったとき、扇橋閘門が一般開放されることを知った。
調べると、他の日も開放されている日がある。
今度は地上から扇橋閘門を見てみる。

錦糸町駅から四ツ目通りを南下し、税務署入口の信号で右折する。
あとは南西に向かうと扇橋閘門に着く。

正門をくぐった先にあるテントで職員さんから袋をいただく。
袋にはパンフレットの他に食器を洗うスポンジとうちわなどが入っている。

そして職員さんから10時30分から説明があることを告げられる。
時間は十分あるので、見て回る。
敷地内から撮影した扇橋閘門の前扉コントロールルームがある建物
この建物の2階がコントロールルームになっている。

建物を回り込んで、前扉を前から撮る。
扇橋閘門の前扉
敷地の幅は小名木川の川幅と同じなので、敷地は広い。
コントロールルーム横から見た扇橋閘門の敷地と後扉
コントロールルームに入ることができる。
扇橋閘門のコントロールパネルと稼働状況を表示するボード
コントロールルームから外に出ようとしたときにアンケートを求められる。
アンケートを記入して提出すると東京水をいただく。
東京水は前から気になっていたので、うれしい気分になる。

正門を撮ろうと正門に向かうとスカイツリーがよく見える。
扇橋閘門からスカイツリーを望む
正門を撮る。
扇橋閘門の正門
説明の時間が迫った頃、1隻の船が閘門に向かっているという情報が入る。
そして、所長さんの説明とともに閘門が動く様子を見る機会に恵まれる。

私はクルーズを経験したので、閘門が動く様子を知っている。
今回は普段見られないコントロールルームの様子を撮影する。
コントロールパネルの手前にデスクに別の職員さんがいる。
そしてパネルを操作する職員さんの声を復唱する。

所長さんの説明は興味深い。
水害から東部低地帯を守るために、扇橋閘門や他の水門の重要さを理解する。

帰る途中に、新扇橋に寄って扇橋閘門を撮影する。
新扇橋から見た扇橋閘門
公式サイトの表現からすると、この一般開放は主に子供が対象だろう。
しかし大人のための社会科見学としてもおもしろい。
実際、説明を聞いていた50人くらいのほとんどは大人だったw

今回は偶然にも船が通り、閘門が動く様子を見た。
もし何もなければ、心に残る印象を得るのは難しいだろう。
夏ならば扉を洗うミストを体験できれば子供受けはしそうだ…
2014/08/30 14:34
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