とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は恋する豚

前にこの名前を聞いたことがあり、気になっていた千葉の豚だ。
配膳されて、食べる。

赤身の味は濃く、純粋な旨みはすばらしい。
しかも恋する豚という名前のほんわかした感じを連想させる味も持つ。

脂身も甘く、口の中ですぐに融ける。
この脂身もすばらしい。

そして食べた後に他の豚とは明らかに違う点に気づく。
食べたにもかかわらず、胃は全く軽いのだ。
なんとも不思議な感覚である…

最近、とんかつに添えられる野菜の揚げ物が変わる。
ここにもマスターのチャレンジ精神は表れる。
今日はジャガイモホッカイコガネの揚げ物である。
でんぷんの粒子は細かく、パサつく感じはない。
私が好むフライドポテトを大きいまま食べている感じに幸せを感じるw

千葉に旨い豚はまだいた。
旨い豚とおいしいジャガイモに満足する。
1,900円、今日もごちそうさまでした。

恋する豚

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
濃いがどこかほんわかした旨みはすばらしい。
脂身も甘くてすばらしい。
食べ終わった後、マスターに恋する豚ってどういう意味?と聞かれる。

テーブルに置かれたリーフレットには豚が恋するとある。
豚に恋するのではないとも書いてある。
しかしこの旨さなら豚に恋しても不思議ではない。

マスターからのこの変な(?)宿題の答えを考えながら帰る。

再びリーフレットを思い出す。
豚も恋するだろうということでこの豚は恋する豚と名づけられたらしい。

豚は何に恋するのだろうか?
豚が恋するとはどういうことだろうか?

豚は何かに恋するとしても、環境が優れなければそれは叶わない。
恋する豚とは、育った環境が保証された豚であると解釈できそうだ。
2014/10/17 22:35
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