とんかつ栄ちゃん、特別限定とんかつの豚は十勝ロイヤルマンガリッツァ

とんかつ栄ちゃんは毎回すばらしい豚のとんかつを提供している。
それぞれが個性を競い、それぞれの旨さを極める豚は複数ある。
今回の十勝ロイヤルマンガリッツァはその1つになろうとしている。
しかし、特別限定ということでこの豚のとんかつをめぐる抽選が行われた。
私は運がないと思っているが、日ごろの行いが評価され(?)、当選したw
世界で唯一 食べられる国宝 マンガリッツァ
この文句はこの豚を語るストーリーとして十分だ。
正確には、ハンガリー国外のマンガリッツァは国宝でなく、国宝の血を純粋に引くマンガリッツァという意味だそうだが、魅力は変わらない。

この豚の特徴は羊のような毛に覆われていることだ。
ハンガリーという土地で寒さに耐えるための毛と考えるのが自然と思うが、夏場をしのぐための毛だという。
マスターはこの話をすると同時に調理する前の肉を私に見せるが、ほとんど無整形の脂身は他のどの豚より厚い。
防寒対策は脂身が担うようだが、毛について私は理解を得ていない…w

マスターや常連さん、帰宅したマスターのお子さんと話してとんかつを待つ。
そしてとんかつはできあがり、配膳される。
食べる。

筋繊維の稠密度合いは他の豚のそれを大きく超える。
ゆっくりと大事に育てられたことがわかる。
味もその度合いに合うように濃い。
舌がそれらの様を感じるたびに絶対的な幸福感に包まれる。
これはすごい。

マンガリッツァの脂の融点は30℃以下らしく、大きい脂身を口に含んでも淡雪のように融けていく。
常温で固体のものを脂、液体のものを油と使い分けるそうだが、この豚の脂身は限りなく油だw
私を含む"とんかつ栄ちゃん門下生"は豚肉について"赤身の旨さは当然の如く重要だが、脂身はさらに重要である"という共通認識を持つ。
この脂身は私を余裕で納得させるw

赤身と脂身の境界を食べたときのことだ。
赤身の旨味と脂身の香りが口の中で爆発するw
これを超す幸せはないw

とんかつに付く野菜フライはリーキとジャガイモ(インカのめざめ)のフライだ。
ともに最高のとんかつをサポートする最高の食材だ。

十勝ロイヤルマンガリッツァのとんかつは1つの究極の形だ。
すばらしい出会いに感謝だ。
8,000円、今日もごちそうさまでした。

十勝ロイヤルマンガリッツァ

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
1つの究極の形
2018/10/05 22:39
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