とんかつ栄ちゃんでキントアのメンチかつを食べる(2回目)

キントアのメンチかつの2回目だ。
マスターはこのために頬の肉を使う秘策を練っていた。
私が今回に期待する理由はこれだけではない。
1回目のメンチかつの味はたおやかだった。
旨いが、とんかつの旨みから想像した旨みとの乖離が大きく、心に残るものがあり、キントアのメンチかつの真価を改めて確認したかった。

店は盛況で、私は奥の席に着く。
そしてメンチかつが運ばれる。

メンチかつの断面はゴロゴロとした肉の塊で埋まり、異彩を放つ。
メンチかつを口に近づけるとすばらしい香りを感じ、そのまま口へ運ぶ。
この旨みこそ想像と同じ方向性で、かつ想像をはるかに超える。
私が望んでいた旨みの暴力はこのメンチかつにあった。
肉の塊は普通のメンチで感じ得ない歯ごたえを生む。
メンチかつで"肉を食う"満足感はこのマスターのメンチかつ以外はない。
すばらしい!

支払いのときにいくらかと秀ちゃんに聞くと、秀ちゃんは2,800円という。
安い金額に聞き間違えたかと秀ちゃんに聞き返すw
帰る際にマスターへ感謝とメンチかつの感想を伝えるが、興奮して声は裏返り、内容をうまく言えないw
キントアもすごいが、肉の塊をメンチかつがバラけない寸前で見切るマスターもすごい!
ありがとう!
2018/10/10 22:11
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