とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は阿波の金時豚(13回目)

私が愛する豚を求めて夜道を進む。
店に入り、お気に入りの席に座る。
その隣にマスターの同級生3人が座り、マスターとの会話を楽しむ。
マスターは、その人柄もあり、人気者だ。
その同級生らとマスターとの話に耳を傾けてとんかつを待つ。
いつものようにマスターは私のとんかつを調理する前に肉を私に見せる。
ぶ厚い脂はすばらしいとんかつになることを期待させる。

そしてとんかつはできあがり、配膳される。
食べる。

私が夜道で求めた旨みはこれだ。
程よく締まる赤身に旨みは詰まる。
やはりこの旨みだと確かめるようにゆっくりと咀嚼する。

赤身もすばらしいが、脂身もすばらしい。
特に香りは花のような香りを思わせるときもあり、脳はリラックスすると同時に心が徐々に解きほぐされる感じだ。

なぜか今日の私は塩を欲し、塩を多く付けてとんかつを食べる。
脂の甘みは強調され、別の旨さを得る。

野菜フライはさつまいものフライだ。
1/3ほど糖化したような感じの芋は野菜の風味と甘さを持つ。

今回も期待を裏切らなかったこの豚は私が愛する豚だ。
すばらしい豚に感謝だ。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

阿波の金時豚(2018/10/19)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
まるで花の香りのような脂身
同級生らはマスターらの写真を撮る。
マスターはその要求に応えておちゃめに振る舞うw
2018/10/19 22:04
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