とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は石見ポーク(5回目)
この豚は久しぶりに登場する。
この豚に対する私のイメージはあっさり系の豚だ。
私はちょうどあっさり系の豚を食べたかった。
待っているとマスターのお子さんが柔道の稽古から帰ってくる。
そしてカウンター席に座った彼の隣に席を移動してとんかつを待つ。
ときどきマスターとお子さんから同時に話しかけられ、対応に困るw
そしてとんかつは配膳され、私は食べる。
この豚はあっさり系と思っていたが、赤身の味に強さを感じる。
旨い。
肉の断面に現れた筋肉の文様がはっきりわかる。
赤身の力強い味を象徴しているかのようだ。
とんかつの状態は刻一刻と変化する。
会話を楽しむと、とんかつは冷えていく。
しかしおもしろい変化もある。
やや熱を失った脂身は粘度を取り戻し、わずかなねっとり感が出る。
それは嫌どころか楽しく、この脂身が良質である証となる。
そして下の衣に肉汁が集まり、衣を濡らす。
その衣はすばらしく旨い。
肉汁が集まった衣が楽しめたのは時間の妙だろうか。
強さを感じる旨みを持ち、単にあっさり系ではなかった。
この豚についても知るべきことはたくさんある。
1,900円、今日もごちそうさまでした。
石見ポーク(2015/10/23)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 今回は旨みが濃い。
2015/10/23 22:15