漫才は10年で形になる

チャンネルを変えるとカンニング竹山さんが講義をしている。
BSフジ冗談騎士という番組だ。
彼は自分の持ち味を生かして芸をひたすら磨くことを説く。
そして最後に言ったことが本心かわからない。これが俺のテレビ芸だから。という言葉ににやりとするw
しかし少なくとも、自分だけでなく他人の芸も毎日研究するというのは正しいと思う。
なぜならば、島田紳助さんもかつて同じことをやっていたからだ。

島田紳助さんは物事を10年スパンで見るときがある。
チーム・シンスケやM-1グランプリがその類だ。

何年も前のことだが、カンニング竹山さんはブラックマヨネーズさんの番組にゲストで出演し、ビートたけしさんとのやりとりを話していた。
相方の中島さんが亡くなった後にビートたけしさんから漫才するのかと聞かれ、竹山さんはいいえと答えると、10年かかるもんなぁ…と返されたという。

漫才は10年で形になるというのがレジェンダリーな方々の共通認識のようだ。
それがM-1グランプリの漫才師を辞めるきっかけを与える根拠である。
2020/08/16 20:22
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