とんかつ栄ちゃんでどろぶたのひれかつを食べる

今日はマスターが退院した後の初めての営業日だ。
店に入るとマスターはいつものようににこやかだ。
手術は成功したようで安心する。
とんかつを待つ間は入院について話を聴く。
私の隣に座る常連さんは病は気からを10年も続けているという。
私もこの諺に納得することがあるが、10年も実践している方がいることに驚く。

どろぶたのひれかつができる。
カットされた断面に現れた筋繊維は美しい。

食べる。
力強い濃い旨みを目を閉じて愛でる。
ソースは限定用のものが付く。
このソースをつけて食べると旨みの世界はさらに広がる。

今までソースをつけたことがあるのはロースで、脂とソースの組み合わせを楽しんでいた。
初めて赤身とソースの組み合わせを試したが、これも旨いw

帰るときにマスターは(とんかつ栄ちゃんに金曜日に来ることを)"routine"とするお客さんが多いという。
私もその1人だが、私はとんかつを食べないと"とんかつ飢餓"状態になる。
これも"気"からだろうか…w
また、マスターの笑顔を見て安心するお客さんも多いはずだ。
とんかつの旨さとマスターの笑顔がリンクして、とんかつ栄ちゃんという空間にいることが精神衛生を健全にする効果があると推測する。
精神衛生、即ち気は重要だ。
2019/11/22 20:52
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