とんかつ栄ちゃん、特別限定とんかつの豚は十勝ロイヤルマンガリッツア(3回目)

前日にマスターのSNSを見る。
このとんかつの説明が書かれたホワイトボードに絵も描かれている。
女将さんが点描した今回の豚の絵だが、すばらしい表現力に驚く。

期待して店を訪れる。
私の気は前のめりで、夜の部に1番乗りする。
開店し、マスターから肉を見せていただく。
脂身は赤身を羽交い締めするかのようにぶ厚く乗る。
マスターはこれでも成形したという。
無成形の脂身はどれほど厚いのだろうか…
とんかつも期待できるが、他にもマスターは何か作っている。
マスターはリーキを脂身で包んでいる。
さらに期待が膨らむ。

そしてとんかつはできあがる。
リーキの脂身包みの他に、ジャガイモ(ノーザンルビー)のフライが付く。
いつものように、とんかつの赤身から食べる。
1切れを口に運ぶ前に香りを楽しむ。
ほのかに甘く香り、私の"食べるスイッチ"を押すw

見た目は脂身のインパクトが大きいが、赤身もすばらしい旨さを持つ。
旨味の汁に漬けたかと思うほど濃い。
もしこの赤身だけであっても十分満足できる。

脂身は優雅さを醸す。
まさに"ロイヤル"だ。
この脂身だけあっても十分満足できるw

リーキの脂身包みはリーキの風味と脂身の香りの組み合わせが良い。
完全に融けずに残った脂身は舌触りも楽しめる。

ジャガイモのフライはでんぷんの粒子が細かく、塩味を少し足すと私好みになる。
贅沢だ、全く贅沢な食事だ。

すばらしい食事に感謝だ。
今日もごちそうさまでした。

十勝ロイヤルマンガリッツア(2019/11/29)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
神肉・鬼脂、再び
2019/11/29 19:48
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