とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はサチク麦王(5回目)

この豚と1年ぶりの再会だ。
私は2年前に釧網本線の車両に乗ったときにこの豚が育てられる斜里町を通った。

店に入って席に着く。
マスターから肉を見せていただく。
赤身の堂々とした風格が漂う…
そしてマスターとの会話を楽しんでとんかつを待つ。

できあがると女将さんに配膳される。
まず、かつの断面を愛でる。
筋繊維は気持ち良いくらいに揃う。
目で楽しみ、次は舌で楽しむ。

食べると2年前に見た斜里町の風景を思い出す。
この旨みは北海道で育つ豚だから出せるのだろう。
旨みに納得し、斜里町の風景に思いを馳せる。

脂身はよく融ける。
爽やかな香りで、脂身を口に含めるたびに心地よくなる。
この香りも北海道を思わせる。

反省すべきことだが、前は何も考えずに旨い豚として食べていたことを否めない。
この旨みと香りは北海道の斜里町で育つから出せるのだろう。
2,500円、今日もごちそうさまでした。

サチク麦王(2025/07/18)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
斜里町の旨みと香り

マスターは8時だョ!全員集合の公開放送に行ったことがあるそうで、貴重な体験を聴く。
この頃は放送局が主体のテレビが最も輝いていた時代だろう。
過去に放送された数々の番組にも思いを馳せる。
2025/07/18 14:38
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