とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は今帰仁アグー(15回目)

先週末の夜からの興奮は冷めない。
店に入り、マスターから動画を観せられる。
歌うムッシュ・Davidさんが投稿した動画だ。
皆すてきな笑顔で、ナンテ・スバラシイ!w

そして今回の限定とんかつで興奮は維持される。
その勢いのままでマスターにいろいろと聴いてしまう…
話をするうちにとんかつを揚げる温度を下げていただくことになる。
私にとって旨さの追求というマスターのご厚意に甘える。

とんかつはできあがり、配膳される。
衣の色はいつものかつのそれより薄く見える。
食べる。

さすがこの豚は旨い。
何度も食べているが、どうすればこの旨さが出るのかと感心する。
しかし低温で揚がったからか、赤身の旨さがより際立つ。

脂身は低温の効果をより受ける。
口に入れたときに一気に融けずに、口の温度になじむ感じで融けていく。

揚げる温度が低すぎるととんかつとして成立しない。
マスターはそのすれすれを狙う。
さらにマスターは油が嫌うという言葉で油のエイジングを表現する。
とんかつ道を極めるのは大変だ…

マスターは旨さに妥協せず、それを引き出すために絶えずチャレンジする。
その姿勢はナンテ・スバラシイことか!
そしてこの豚との協演でこの旨さが引き出された。
4,000円、今日もごちそうさまでした。

今帰仁アグー(2019/10/25)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
技と旨みは競演・協演を経て調和を生む
2019/10/25 21:33
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